やまごんの未公開情報とか色々

宇宙関係の趣味記事をたまに書きます

現状報告:マーズ・エクスプレスの動画について

ブロマガの記事を書くのも半年ぶりです。やまごんです。

 今回は、6月初旬に投稿を予定していた動画「ゆっくり探査機解説 マーズ・エクスプレス」に関する話などを色々話したいと思います。


動画投稿の遅れについて


 まず、動画投稿が遅れてしまい申し訳ございません。当初は6月初旬に投稿する予定だったのですが、5月にいろんな出来事(学業・モデルロケット大会etc)が重なってしまい、動画製作に時間を割り当てることができませんでした。ですが必ず投稿します。もうしばらく待っていてください。

 6月から情報収集と並行して動画製作を行っており、6月23日現在で進捗率50%くらいとなっています。具体的には、打ち上げまでの経緯~探査機スペックまではほぼ完成し、残りの観測装置・打ち上げ後の記録などをこれから仕上げていきます。


 投稿予定日は、7月中旬を目指しています。


 それまでただお待たせするのも申し訳ないので、マーズ・エクスプレスに関するお話などをいたします。


マーズ・エクスプレスを選んだ理由


 ゆっくり探査機解説第6弾で紹介予定の探査機は、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機、「マーズ・エクスプレス」です。2003年に打ち上げられ、現在も活躍をしている長生き探査機です。

▲マーズ・エクスプレスのミッションロゴ

 第6回で「火星探査機」を紹介することは前々から予定していたのですが、実はどの探査機を紹介するかは、第5回を投稿する前まで長らく決まっていませんでした。

 誰がいいのか。最初に紹介する火星探査機なので、生半可な理由で決めたくなかった・・。

 第1回~第4回でアメリカの探査機を、第5回で日本の探査機を取り上げたので、次は日米以外の探査機をぜひ取り上げたいと思いつつ、なるべく古い探査機を取り上げることで、探査の歴史や後継探査機の開発経緯の説明をわかりやすくしたいとも思っていました。加えて、失敗した探査機を取り上げるよりは、火星を観測して次につながる成果を挙げた探査機を紹介したいという思いもありました。

 そのため、紹介する探査機の候補には

マルス2号/3号(1971・ソ連)
・マリナー9号(1971・アメリカ)

 の2種類が挙げられました。マリナー4号などもスゴイ成果を挙げてはいるのですが、マリナー2号でフライバイ探査機を取り上げたので、今回はオービターを選びたかった。ローバーよりもまずオービターを・・・

 マルス2号/3号・マリナー9号とも、火星探査に関する豊富なエピソードを持っていましたが、やっぱり何か欠けるものがありました。マルスソ連の探査機ですが成果は限定的ですし、マリナー9号は成果は上々ですがアメリカの探査機。

うーーーーーーーん

 日米以外で、観測成果を挙げ、探査の歴史が学べて、次世代の探査機につながる探査機を紹介したい。とずっと考えてたら「さきがけ・すいせい」の動画も完成間近 やばいやばい

 ソ連がダメなら欧州はどうだろう と欧州宇宙機関の火星探査機「マーズ・エクスプレス」について軽く調べたところ、上記の要求を満たす探査機であることがわかりました。やったぜ。

 火星の美しい観測画像、他の探査機と関連する観測装置、欧州の火星探査の道のりetc...魅力的なトピックがたくさんある探査機でした。

 その詳しい内容は今後投稿する動画に詰め込む予定です。動画時間は16分超えます。

 そうそう、関連する探査機がいっぱいいるのもマーズ・エクスプレスの特徴です。同じESAの探査機からソ連の探査機や、のぞみ、MROなどなど... 探査機同士のつながりを感じられるような動画にしていきたいと思います。


 7月中旬の投稿を目指して、頑張ります。

やまごん