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天光高らかに H3ロケット3号機 打ち上げ見学旅行記(3)

旅行大好き宇宙機ファンがH3ロケット3号機の打ち上げを見に行ったお話。

前回はコチラ

sado-kouta.hatenablog.com

 


天光高らかに
H3ロケット3号機 打ち上げ見学旅行記(3)


 

前回は種子島への険しくも楽しい道のりと、体調不良で迎えた打ち上げ前日の朝、夜に行われたH3ロケット3号機の機体移動を紹介しました。

今回は打ち上げ見学記の最終回。H3ロケットの打ち上げとその後の模様をお伝えします。H3ロケット3号機の運命の打ち上げ時刻は12時6分42秒。お昼の打ち上げです。

 

 


天光高らかに 打ち上げ当日(2024年7月1日)


 

朝6時、長谷展望公園に停めた車の中で目を覚ます。

体調が万全ではないので8時ごろまで寝ていたかったが、目が覚めたので行動を開始。歯磨きを済ませ、カメラの設置に向かう。まず向かったのは宇宙ヶ丘公園。

 

ここにカメラをセットするのは3回目。我ながら慣れた手つきで自動撮影用のカメラをセットした。


射点方向を望む
6:25 宇宙ヶ丘公園から EOS90D 150mm F14 1/500s ISO250 

 

射点方向に目をやると、朝霧で視界が非常に悪かった。写真の真ん中にH3ロケット3号機がいるのだが、まるでわからない。打ち上げがこの時間帯でなくてよかったと感じる。

情報収集衛星なら早朝の打ち上げはほぼ無いけれど、例えばHTV-Xは早朝に打ち上げられる可能性もある。夏場の朝打ちは注意した方がいいかもしれない。

 


H3応援うちわとALOS-4のノート、打上げのお知らせと記念撮影。

 

宇宙ヶ丘の次は上里地区の「ご視察所」へ。

射点が見えるこの場所に、タイマー撮影の一眼レフカメラをセットするのだ。ご視察所は公式の見学場ではないうえ、アナウンス放送も流れないため見学者が少なそうだと見込んでいた。が、カメラをセットしていると関西弁のおっちゃんが「ここは打ち上げの30分くらい前に地元の人が来るから、置きっぱなしだと邪魔になっちゃうかも」と教えてくれた。まじか!

地元の人の打ち上げ見学の妨げになるのは避けたい。うーんどうしよう、と悩む私に関西弁のおっちゃんは無人で撮るなら近くにいい場所が近くある」と。ほほう!

おっちゃんについていくと、採石場の道端の土手の上に案内してもらった。なるほど土手の上なら誰かの見学の妨げにはならない。理想の場所ではないか!

おっちゃんに感謝を伝え、さっそくカメラを設置する。

買ったばかりのタイマーリモコンをセット。タイマーの時間を何度も確認し、準備OK。あとはうまく撮れるのを祈るだけだ。

ちなみに採石場にはダンプカーが何台も出入りしていました。


水をまくホイールローダー

ダンプカーが砂を巻き上げるのを防ぐためであろう、採石場ホイールローダーが水を撒いていました。バケットから手慣れた動きで水を撒く。打ち上げ見学者への配慮と思われる行動に胸を打たれました。

 

10:20 私は南種子町の撮影地点へ。道中の自動販売機で飲料水を2本購入し、戦いに備える。夏の打ち上げは暑さとの戦いだ。

10:40 ここにいるのは今のところ私1人だけ。山と川、田んぼ・・・新潟を思い出す景色になんだか安心する。しかし今日はロケットの打ち上げがあるのだ。

 


打ち上げ1時間前

私のいる場所は射点が見えないうえ、アナウンス放送はない。なので打ち上げタイミングの把握は時計だけが頼りだ。スマホは打ち上げ時の撮影に使うのでYouTube配信を見ることはできないし、そもそも配信はラグがあるからね。

(とはいえ最終GO/NOGO判断は聞いておけたらいいが)

 

11時 ロケットへの日の当たり方を確認するため、太陽を見上げる。
いつになく日が高いな、と感じた。

それもそのはず。この日(7/1)は太陽が天球上で最も高く上る夏至から10日しかたっていないうえ、時刻はお昼。さらに種子島は本州よりずっと南に位置しており、北緯37度の地元新潟に対して、種子島南種子町は北緯31度。太陽が高くなる条件が揃っているのだ。

 

燦然と輝く天光のなんと高いことか。

 

と、一人天を仰いでいると、若い男性の方が私に声をかけてきた。「ロケットはどのあたりから打ち上がりますかね?」と。見ると男性は息子さんと2人で打ち上げを見に来たようだ。

ここで打ち上げを見ようとするもの好き同志が他にもいるとは!!私は「二つ並んである谷の右側あたりから打ち上がります」と伝えた。親子は射点に近いこの場所で打ち上げを見にやって来たそうだ。考えることが私と同じでなんだか嬉しい。

その後地元の人とみられるおじさんも来て、この場所に男4人が集った。談笑しつつ打ち上げの時を待つ。

 

打ち上げ10分前 だしぬけに「最終GO/NOGO判断の結果はGOです」との声が聞こえてきた。振り向くと、息子さんがスマホYouTubeの打ち上げ配信を見ていたのだ。

これはありがたい!

最終GO判断が出たということは、このまま何事も無ければ12時6分42秒H3ロケット3号機が打ち上げられる。

地元のおじさんも「これは打ち上げがあるぞ」と笑顔だ。


H3♥SRB-3点火して♡

あとはSRB-3さえ点火してくれば!持ってきた応援うちわで応援する。

打ち上げ8分前 息子さんのスマホからカウントダウン音声が聞こえてきた。手元の時計と比べると、YouTube配信のカウントダウンは30秒ほど遅れているようだ。

彼らに「YouTubeは30秒くらい遅れてるので、カウント0の前に打ち上がります。気を付けて」と伝えた。

 

打ち上げ5分前 タブレットスマホ、そしてビデオカメラの録画ボタンを順次押す。
この時の心拍数は140bpmとかなり高めだが、前回(H3TF2)・前々回(H-IIAF48)のような極度の緊張感は無かった。カウントダウン音声がほぼ聞こえてこない環境だからだと思う。

 

それに今回は前回のように打ち上げ前に見学場所を離れることは無かったから、心は集中モードに入っていた。覚悟の用意はできている。

 

打ち上げ1分前 カメラを手で持ち、撮影スタンバイ。

打ち上げ30秒前 脳内でカウントダウンを開始。

 

12:06:42 打ち上げ時刻

 

+5秒経過

12:06 南種子町茎永から EOS90D 150mm F8.0 1/1600s ISO400

 

まだロケットは見えない。まさか初号機打ち上げ中止の再来か。心の中に疑念が芽生えた刹那、小さく「音」がやってきた。

 

・・・くる!

 


12:06 南種子町茎永から EOS90D 150mm F8.0 1/1600s ISO400


稜線の向こうから、H3ロケットが、ゆっくりと現れた。


12:06 南種子町茎永から EOS90D 150mm F8.0 1/1600s ISO400

 

打ち上げキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

この時を待っていたんだ!!満面の笑みでロケットを撮影する。

 


12:07 南種子町茎永から EOS90D 600mm F8.0 1/1600s ISO400

最大ズームで撮影。
光線状態は最高。機体の色がクッキリ鮮やかに写し出されている!!

下記はトリミングしたもの。


H3ロケット3号機 2024/7/1 12:07」(トリミング・微修正後)

オレンジ色のコア機体に記されているのは、日の丸と、「JAPAN」の文字。これはいいアングルだ。

ロケットの下部をよく見ると、火の粉のようなものが写っていた。ロケットからはく離した氷だろう。

 

ロケットを視認してから10秒後、爆音が全てを包み込んだ。
あたり一面が「バリバリ」という擬音になったような、「けたたましい」音だった。

音の波が繰り返し押し寄せたように感じる。周囲の山に音が反射したのだろうか。

 


12:07 南種子町茎永から EOS90D 600mm F8.0 1/1600s ISO400

 

H3ロケット3号機は加速しながら空を翔け上がっていく。

撮影しつつ肉眼でロケットを見ると、燃焼炎の眩しさで目がやられる(=撮影に支障をきたす)かと思った。


12:07 南種子町茎永から EOS90D 600mm F8.0 1/3200s ISO400
(トリミング・微修正後)

 

天光高らかに H3ロケットは宇宙を目指す。

 


12:08 南種子町茎永から EOS90D 232mm F8.0 1/3200s ISO400

 

やがてH3ロケットは雲の向こうへ飛んでいき、見えなくなった。

薄雲にまぎれたため、SRB-3の分離は撮影できなかった。

 


H3ロケット3号機のロケットロード

 

打ち上げ後、撮影した写真を確認する。山の向こうから現れるH3ロケットの写真を撮影できており、喜びがあふれる。こんな写真、見たことない!!!

 

よっしゃーーー!!!

勝利のガッツポーズ。(タブレット撮影動画切り抜き)

 

その後はおじさんと親子と、打ち上げを見られた喜びを分かち合った。みんな満足そうでした。息子さんも打ち上げが見られて笑顔でした。良い思い出ができて良かったね!


去り行く親子。縁石の上を歩いて、なんだか楽しそう


打ち上げはその後どうなっただろうか。その後の経過をTwitterで聞く。するとフォロワーさんから「だいち4号分離しました。」との返事がきた。

 

やった!!!打ち上げ成功だ!

 

笑顔でカメラと三脚を車に片づけていると、通りがかった車から声をかけられた。見ると三菱重工MILSETの作業服をきたおじさんが満面の笑みでこれで私等も食いっぱぐれないで済むと話してくれた。これから射点の点検に向かうのだそうだ。

そうだ、今回の打ち上げが無事成功したことで、これからもH3ロケットの打ち上げは続いていくのだ。HTV-XにMMXに、まだまだH3には頑張ってもらわないと!「おめでとうございます!」私も笑顔で返した。

 

打ち上げ成功、おめでとう!

 

茎永での撮影終了後、採石場と宇宙ヶ丘にセットしたカメラを回収しに行く。上手く撮れてるかな。

まずは採石場へ。

 

タイマーで撮影したカメラを確認。撮れた写真がこちら。


H3ロケット3号機 2024/7/1 12:06」(トリミング・微修正後)

 

おおっ!H3ロケットを正面から撮影出来ている。上々の出来栄えだ。

タイマーリモコンがなければこの写真を撮ることはできなかった。このリモコンをネットで見つけた自分に感謝。

 

お次は宇宙ヶ丘公園のカメラを回収しに行こう。と車に乗ると、見覚えある若い男性と目が合った。

なんと、今年1月・2月に種子島で会った学生さんだった。また来てたんか!さらに岡山のOさんもいた。この2人、たしか3月のカイロスの打ち上げも見に行ってたよな。どんだけ打ち上げが好きなんだ!?w


Oさんのテントや機材たち

学生さんはここで打ち上げを撮影したようだ。ただ低空に雲があってロケットが早々に雲ズボしてしまったそうな。打ち上げを見に遠くから見に来たもの同士、しばし雑談に花を咲かせた。

 

ってそうだ、宇宙ヶ丘公園に置いたカメラを回収しないと。せっかくなので学生さんを長谷まで送る。相変わらず大きなスーツケースを持っていたが、これでも小型軽量になったそうだ。

別れ際におみやげをもらった。再会できただけでも嬉しいのにおみやげまでくれるなんて!とても嬉しかった。


おみやげ!

「そう遠くないうちにまた会いましょう」とお別れした。今度会う時はお返ししたいな。

 

その後宇宙ヶ丘公園でカメラを回収。無事動画を撮れていることを確認。

カメラの回収を終えた後は、南種子町のAコープへ。

家族へのお土産に「ヨーグルッペ」を購入。ノーマル味は以前お土産にしたので、今回はりんご味にしてみた。

南種子町での1シーン。なんと「カメ」が道を渡っていた。流石(?)は種子島だ。

 

この日の夕食は美の吉にて「ちゃんぽん」を食べた。

ちゃんぽん。H3F3/ALOS-4のバッジと一緒に。

思ったよりしょっぱかったが大変美味でした。

 

さて打ち上げの日の夜。恒例の打ち上げ写真と動画の公開を行った。

 

今日はALOS-4改めだいち4号の打ち上げ記念日になった。打ち上げ日は宇宙機の誕生日のようなもの。用意していただいち4号のイラストと、今日撮ったロケットの写真を組み合わせて記念絵を仕上げた。

Twitterに投稿して、新たな記念日をみんなと祝福。

 

だいち4号、打ち上げ成功おめでとう!!

 

今日は長い一日だった…あとは寝るだけ。

と思いきやここでとんでもないニュースが飛び込んできた。

え、H3応援うちわがテレビに出てる!! ?! ??

 

なんとNHKのニュースに出ていた家族が手にしていたのは、私がネットプリントで配布した「H3応援うちわ」でした。すげーーー!!!

はるばる福島から種子島へ、H3ロケットのうちわを3つも作ってくれて。配布者としてこれほどうれしいことは無い!感無量でした。

ニュースに出た家族の他にも、多くの方々にうちわを作っていただきました。一部をご紹介。

 

みんなありがとう!

次回以降もうちわをネップリで配布したいな。

 


余韻を楽しもう(2024年7月2日)


 

打ち上げの翌日、特にすることも決めていなかったのでしばし悩む。打ち上げ後にしたいことといえば「宇宙センターのバスツアー参加」だが、お昼に「とあるお店」へ行きたかったのでパス。

H3ロケットの移動発射台撮影」は前回快晴の中で撮れたので今回はパス。と思ったけれど、せっかく打ち上げ後も島にいるのだし、行ってみよう!

ということで大崎海岸へ。


左から大型ロケット組立棟(VAB)、第2射点with移動発射台(ML5)、第1射点

第2射点に昨日役目を果たしたH3の移動発射台(ML5)が鎮座している。移動発射台の白と青の柱は焼けた様子もなく綺麗だった。


ヤシの実と一緒に

砂浜にはヤシの実?があった。1月・2月に見たヤシの実とは別個体みたいだ。

 

11時前 お昼にどうしても行きたかった「とあるお店」へ向かう。


道中に掲げられた打ち上げ成功ののぼり旗

それは南種子町のラーメン屋「おかざき商店」。

このお店は打ち上げ日と前後3日間(つまり1週間)限定で「ロケットラーメン」と「H3ラーメン」が食べられるのだ!!ただしH3ラーメンは1日数食限定でかつ量もめっちゃ多いとか。ロケットラーメンを注文して店内を見回す。

お店が種子島宇宙センターに近いこともあってか、店内にはロケットの打ち上げポスターがいたるところに貼られていた。(撮影許可済み)

 


ロケットラーメン

ロケットラーメンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

見た目がロケットの形をしていて最高。味はピリ辛でとてもおいしかった!

実は種子島遠征5回目にしておかざき商店初訪問。今回食べることができて大満足でした。

 

お昼を食べた後は帰りの高速船に乗るべく西之表へ移動開始。種子島空港に寄り道し、自分用のお土産として「安納芋干し芋」(550円)を3パック購入。安納芋干し芋は私のお気に入りの種子島土産。

2月にH3ロケット試験機2号機を見に来た時は干し芋を1パックした買わなかったのを後でひどく後悔したが、こうしてまた食べられるのが嬉しくてたまらない!

 

西之表港近くのガソリンスタンドで満タンに入れてもらい、レシートに満タン証明のハンコを押してもらった。あとは西之表港のレンタカー用駐車場に車を停め、返却。

14時 西之表の高速船ターミナルの受付で事前予約メールを見せ、チケットを発行する。

帰りの高速船は「トッピー2」。トッピーとは種子島での「トビウオ」の呼び名。その名のとおり、トッピー2は海の上を飛んで進む。


高速船「トッピー2」

前回高速船に乗った時(H-IIAF48)に船酔いしたので、今回は1階席をとった。

これから長い帰路が始まる。

 

思えば、種子島への道のりは遠い。
かつて私は「一生に一度でいいから種子島でロケットの打ち上げを見たい」と願った。
それくらい果てしなく遠い地だったのに、今や半年で3度も訪れた場所になった。種子島で打ち上げを見れたのは通算4度目。つくづく人生とは分からないものである。

気軽に来られる場所ではないけれど、種子島はかつてよりぐっと"近い"場所になったと感じる。


さらば種子島 また来る日まで

私は次、いつ種子島へ行くのだろう。なんの打ち上げを見に行くのだろう。H3-24L?H3-30S?遠征計画は未定だが、きっとまた私はここに戻ってくるだろう

 

鹿児島港に到着後、高速船ターミナルから出る空港連絡バスに乗る。運賃は1400円。高速船ターミナル内の受付の左端でバスの切符を買うことができた。

 

ってそうだ、大事なお土産を買わなくちゃ。でもまだ売っているだろうか。鹿児島空港に到着後、祈る思いで空港内のファミリーマートへ向かう。

大事なお土産とは「南日本新聞」。


2024年7月2日号の南日本新聞1面。

買えた!!種子島では売ってなかったので、鹿児島空港で買えてホッとした。ちなみに種子島に住むフォロワーさんによると、種子島では新聞の販売は遅いのだそう。南種子のファミマだと14時過ぎ販売という。

紙面には昨日の打ち上げの写真が大きく載っていた。しかも1面トップ。打ち上げ成功がトップニュースになるのは、やはり打ち上げが失敗することもあるからだろう。だからこそ打ち上げ成功はニュースであるし、喜ばずにはいられない。

 

鹿児島空港からはスカイマークで羽田へ行く。スカイマークのチェックインカウンターに七夕の笹竹が飾られていた。もうそんな時期か。短冊の願い事をしげしげと眺めていると、スカイマークのスタッフさんから「書いていきませんか?」と声をかけられた。せっかくなので願い事を書くことにした。

 

鹿児島空港離脱後は、羽田空港から東京駅のバスターミナルへ移動。

新潟行きの夜行バスに乗車し、翌朝新潟に帰還しました。

 

 

天光高らかに H3ロケット3号機 打ち上げ見学旅行記

 


 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

オマケとして、種子島遠征にかかった費用を一挙公開。

3回合計で約39万円。やべぇ…

 

今年はもうお金を使い過ぎたので、次の打ち上げ見学は2025年以降になると思います。できればH3-24か、H3-30形態の打ち上げを見たいです。

最後に私のTwitter(現X)アカウントを紹介して終わります。

宇宙に新幹線に、あれこれ呟いています。よろしくどうぞ!

https://x.com/sado_kouta

 

それでは、またの機会にお会いしましょう。